マレーシアの有給事情。病欠は権利!
こんばんは、まーあぼです。
明日から2週間程休暇を取り、ちょっと旅に出てきます。
空港での待ち時間にマレーシアの休暇事情についてお話します。
祝日
まずはお正月について。
ご存じの通りマレーシアは多民族国家で、それぞれの民族の正月があるので、1月1日の新年、中華系の旧正月、マレー系のイスラム暦の新年、そしてインド系のディパバリと年に4回も新年があるんです。
その他の国の祝日は合わせて15日間程度ですが、それプラス各州のスルタン(王様)の誕生日や記念日で増えていき、今年(2018年)は総選挙の為に1日休み追加、さらに野党連合勝利のため2日休み追加と20日間以上に。
さらにさらに、スポーツの国際大会でも自国の選手が金メダルを取ると祝日に。
最終的には州のサッカーチームがマレーシアリーグで優勝したので、翌日はその州だけ祝日になる素晴らしい国なんです!
(例えばガンバ大阪がJリーグで優勝すると大阪だけ次の日が休みになります。)
有給
続いて有給は会社にもよりますが、筆者の会社では正規雇用されてから1年目は14日、2年目に1日追加されて15日と増えていき、最高は年間18日になります。
みんな躊躇なく休みますが、無期限に繰り越し可能ですので100日オーバーもザラにいます。
病欠休暇
有給とは別に年間14日間の病欠休暇があります。
身体が弱いのかメンタルが弱いのか、ローカルはたいてい使いきります。
特に月曜や祝日の間(火曜日祝日なら月曜日、木曜日祝日なら金曜日)が多いです。
いちよ病院や診療所に行き医者にレターを書いてもらわなければいけませんが、病院側も何日いるの?と手慣れたものです。
お客様では権利だから使い切ると言い、年度末に有給と病欠を使い3-4週間休んで旅行に行く強者もいるほどです。
日本では考えられませんが、マレーシアのそういうところは少しは見習ってもいいのかなと思います。
みなさん、働き過ぎにはご注意を!